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ソルテア(世界遺産スクエア)
ソルテア
Saltaire
19世紀の工業の計画都市。実業家のソルトがイングランド北部のエア河畔に築き、「ソルテア」と命名した。工場のほか、住宅や病院、救貧院を建てて労働者の処遇を改善。「庭園都市」のモデルとなった。
01年登録。写真は、エア川と工場。 希少度A
キュー王立植物園(世界遺産スクエア)
キュー王立植物園
Royal Botanic Garden, Kew
膨大なコレクションを誇る植物学の歴史的中心地。1759年、ロンドン西郊に創設。世界中の植物を集め、ゴムや茶など植民地での大量生産に影響を与える。鉄とガラス製の巨大温室は、建築として重要。
03年登録。植物園の花壇と温室。 希少度B
リヴァプール(世界遺産スクエア)
リヴァプール-海商都市
Liverpool - Maritime Mercantile City
18〜19世紀、大英帝国の発展を支えた貿易港と街並み。街は奴隷貿易や移民で栄え、アルバートドックなどのウォーターフロントや市の中心部には、当時の商業ビルや倉庫群が残る。
04年登録。写真は、アルバートドック。 希少度B
コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観(世界遺産スクエア)
コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観
Cornwall and West Devon Mining Landscape
技術革新で産業革命に貢献した銅と錫の鉱山跡。イングランド南西部にあり、銅の生産量は19世紀初頭に世界の3分の2を占めた。エンジン・ハウスや鋳造所の跡が田園に点在する独特の景観が広がる。
06年登録。写真は、カンボーンの工場跡群。 希少度特A
ポントカサステ水路橋(世界遺産スクエア)
ポントカサステ水路橋と運河
Pontcysyllte Aqueduct and Canal
200年前の最新技術だった鉄で築かれた運河橋。19世紀初め、北東ウェールズの谷間に完成し、現在も使われる。長さ300m、高さ38mで、産業革命の土木工学の偉業と賞される。
09年登録。写真は、ポントカサステ水路橋。 希少度A
フォース橋
The Forth Bridge
鉄道による長距離輸送が実現した時代にできた革新的なデザインの鉄道橋。スコットランドのフォース川の広い河口に1890年に完成した。長さ521mは39年間にわたり世界最長記録だった。
15年登録。 希少度A