スペイン■■■C■ 掲載は登録順
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区(世界遺産スクエア)
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区
University and Historic Precinct of Alcala de Henares
ヨーロッパ初の大学都市。レコンキスタが完了した15世紀末に大学が建てられ、キリスト教徒の理想郷「神の町」を目指した。語学教育の推進で名声を得、各地の大学都市のモデルとなった。
98年登録。写真は、セルバンテス広場。 希少度A
タラゴ−ナの遺跡群(世界遺産スクエア)
タラゴーナの遺跡群
Archaeological Ensemble of Tarraco
イベリア半島最大のローマ都市遺跡。BC218年に占拠して以来、アウグストゥス帝など多くの皇帝が訪れた。円形競技場や広場、城壁、セゴビアに次ぐ規模の水道橋などのローマ建築が多数残る。
00年登録。写真は、円形競技場。 希少度A
ルーゴのローマの城壁群(世界遺産スクエア)
ルーゴのローマの城壁群
Roman Walls of Lugo
ほぼ完全な形で残るローマ時代の城壁。花崗岩の石板を積み上げ、3世紀に築かれた。全長約2km、高さ8〜12mで、イスラム勢力の攻撃にも耐えた。旧市街を囲む城壁は、現在は遊歩道となっている。
00年登録。 希少度特A
アタプエルカの古代遺跡(世界遺産スクエア)
アタプエルカの古代遺跡
Archaeological Site of Atapuerca
ヨーロッパ最古の人類の化石が出土した地域。ブルゴスの東20kmのアタプエルカ山脈にある洞窟で、1994年に約80万年前の原人(ホモ・アンテセソール)の化石が見つかった。
00年登録。写真は、発掘現場。 希少度特A
アランフェスの文化的景観(世界遺産スクエア)
アランフェスの文化的景観
Aranjuez Cultural Landscape
自然と人工が調和した王家の離宮。マドリッド郊外に18世紀、ヴェルサイユ宮殿をモデルに建てられた。ロココ風の「陶磁器の間」など優雅な内装だ。川沿いには「王子の庭園」「島の庭園」の美しい景観も。
01年登録。写真は、離宮正面の噴水。 希少度−
ウベダとバエーサのルネサンス様式建造物群(世界遺産スクエア)
ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群
Renaissance Monumental Ensembles of Ubeda and Baeza
スペイン・ルネサンス初期の建物が残るアンダルシアの「双子の町」。9kmの距離にあるウベダとバエーサは16世紀に繁栄し、イタリアで生まれたルネサンス様式の教会や広場、宮殿などが多数つくられた。
03年登録。写真は、ウベダのエル・サルバドール教会。 希少度A
ビスカヤ橋(世界遺産スクエア)
ビスカヤ橋
Vizcaya Bridge
ワイヤでゴンドラを吊る世界初の運搬橋。ビルバオ郊外の河口近くに立つ。エッフェル塔を建てたエッフェルの弟子のバスク人パラシオが設計し、1893年に完成した。近代の技術革新を象徴する建造物。
06年登録。 希少度A