モロッコ最大のローマ遺跡。オリーブ油などの交易で栄え、最盛期には2万人が住んだ。邸宅の床には多くの美しいモザイク画が残り、凱旋門や浴場、油の製油所跡が当時の繁栄を伝える。
近代ヨーロッパの建築様式を採り入れた要塞都市。18世紀に貿易と軍事の拠点として整備され、フランス人建築家が設計した。他都市と異なり、整然と区画された町並みで、白壁に青い窓枠が美しい。
大航海時代にポルトガルが建造した要塞都市。16世紀に築かれ、当時マザガンと呼ばれた。ポルトガルが築いた城壁に囲まれ、20世紀初めには地下にゴシック様式の貯水槽が発見された。