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ヴァルカモニカの岩絵(世界遺産スクエア)
ヴァルカモニカの岩絵群
Rock Drawings in Valcamonica
先史時代の8000年の間にアルプス山麓の岩肌に描かれた線刻画。1929年に発見されたもので、狩猟や戦争、宗教的儀式の様子などを題材にした13万以上の絵が確認されている。
79年登録。写真は、ナクアネ岩壁彫刻国立公園の岩絵。 希少度特A
最後の晩餐(世界遺産スクエア)
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドミニコ会修道院
Church and Dominican Convent of Santa Maria delle Grazie with "The Last Supper" by Leonardo da Vinci
人類史に輝くダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」。1498年、教会の食堂壁画に3年がかりで描かれたが、後世の画家が大幅な修復が施したため、20世紀に22年かけて元の絵に近い状態に復元された。
80年登録。写真は、教会の外観。絵は撮影不可。 希少度B
ローマ歴史地区(世界遺産スクエア)
ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
Historic Centre of Rome, the Properties of the Holy See in That City Enjoying Extraterritorial Rights and San Paolo Fuori le Mura
古代ローマから続く「永遠の都」。キリスト教の4大聖堂のほか、世界最大級の遺跡が集まる。ローマ時代の広場、フォロ・ロマーナ、闘技場だったコロッセオ、凱旋門、浴場跡など。(ヴァチカン共同登録)
80,90年登録。写真は、コロッセオ。 希少度―
フィレンツェ歴史地区(世界遺産スクエア)
フィレンツェ歴史地区
Historic Centre of Florence
ルネサンスが発祥し、今もその輝きを最も残す「花の都」。荘厳なサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やヴェッキオ宮などの建造物のほか、ウフィツィ美術館にはボッティチェリの「春」などの名画が並ぶ。
82年登録。写真は、ミケランジェロ広場から望む大聖堂。 希少度―
ヴェネツィアとその湾(世界遺産スクエア)
ヴェネツィアとその潟
Venice and its Lagoon
世界に比類なき「水の都」。アドリア海の潟の中に230の島が点在、150の運河と400の橋が結ぶ。かつて海運で地中海を支配、オリエント文化が流入した。聖堂や美術などに当時の繁栄ぶりが刻まれる。
87年登録。写真は、大運河のゴンドラ。 希少度―
ピサのドゥオモ広場(世界遺産スクエア)
ピサのドゥオモ広場
Piazza del Duomo, Pisa
「ピサの斜塔」で知られる鐘楼のある広場。鐘楼は高さ55m。「奇跡の広場」と呼ばれる緑の芝生の美しい広場に、真っ白な鐘楼・大聖堂・洗礼堂・墓所が立つ。ピサは13世紀まで海運都市国家として栄えた。
87,07年登録。写真は、ピサの斜塔。 希少度―
サンジミニャーノ歴史地区(世界遺産スクエア)
サン・ジミニャーノ歴史地区
Historic Centre of San Gimignano
小高い丘に広がる「美しき塔の町」。現在14本あるが、最盛期には72本の塔が林立していた。中世に交通の要所として栄え、権力の象徴として塔の高さを競い合ったが、14世紀のペスト流行で衰退した。
90年登録。写真は、街の中の塔群。 希少度B
マテーラの洞窟住居(世界遺産スクエア)
マテーラの洞窟住居と洞窟教会公園
The Sassi and the Park of the Rupestrian of Matera
渓谷の岩盤に密集する洞窟住居(サッシ)群。小作農民の家で、貧しさの象徴だった。8世紀以降にイスラムの迫害を逃れた修道士たちが洞窟に聖堂を築いたのが起源。住居は20世紀初めまで造られた。
98年登録,08年名称変更。写真は、マテーラのサッシ。 希少度B
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅(世界遺産スクエア)
ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群
City of Vicenza and the Palladian Viaals of the Veneto
ルネサンスの大建築家、パッラーディオが手がけた美しい邸宅の数々。ヴィチェンツァには、古代ローマと近代とが調和された「バシリカ」やオリンピコ劇場など、独自の様式の建築物があふれている。
94,96年登録。写真は、ヴィチェンツァ郊外の邸宅「ラ・ロトンダ」。 希少度B