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法華寺 Hokke-ji |
十一面観音立像(国宝)を所蔵する尼寺。聖武天皇の后が、父の藤原不比等の邸宅跡に建立した。一時衰退したが、豊臣秀頼、淀君が再興し、本堂、南門、鐘楼(重要文化財)が建てられた。(奈良市) |
03年10月。 |
海龍王寺 Kairyuou-ji |
五重小塔(国宝)を所蔵する古刹。聖武天皇の后が、8世紀初めに創建した。法華寺の東北隅にあるため、隅寺ともいう。西金堂は重要文化財。(奈良市) |
03年10月。 |
不退寺 Futai-ji |
在原業平作の聖観音像(重要文化財)を所蔵する古刹。平城天皇が退位後に、孫の業平が刻んだ仏像を安置したのが創建と伝えられる。本堂、南門、多宝塔も重要文化財。(奈良市) |
03年10月。 |
秋篠寺 Akishino-dera |
「東洋のミューズ」と呼ばれる伎芸天像(重要文化財)を所蔵する古刹。光仁、桓武両天皇の勅願で建立された奈良時代の最後の官寺。本堂(国宝)は1135年に焼失、鎌倉時代に再建された。(奈良市) |
03年12月。 |
西大寺 Saidai-ji |
東大寺に対する西の大寺。称徳天皇の勅願で建立された。南都七大寺の一つで東大寺と並ぶ規模だったが、度重なる火災で衰退した。現在はすべて江戸時代以降の建物。十二天画像は国宝。(奈良市) |
03年12月。 |
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710年から74年間都となった1.2kuの宮跡。平安遷都後、田園の中に埋もれていたが、1899年に発掘され、昭和に入ってから調査・復元が本格化、朱雀門などが復元された。特別史跡。(奈良市) 03年10月。 |