Vol.89 壬生の総て |
05.4.24訪問/4.29掲載 |
![]() ![]() 訪れたのは、壬生寺。境内に壬生塚があり、新撰組の近藤勇像などがあります。でも、目的は新撰組ではなく、寺に約700年伝わってきた「壬生狂言」(重要無形民俗文化財)です。 ![]() 1日の演目は5つ。毎日、最初は「炮烙(ほうらく)割り」です。炮烙とは、素焼きのお皿で、節分の参拝者が、家族の名前や年齢などを書き、寺に奉納する風習がありです。 ![]() 帰りに、新撰組の最初の屯所となった八木邸を訪れました。ボランティアガイドが、新撰組の秘話や、柱に刻まれた刀傷を解説してくれました。近藤勇、土方歳三、そして芹沢鴨。ここで過ごした人物たちの姿が思い浮かぶようでした。でも、私の新撰組に対する見方はちょっと冷ややかです。時代の流れを知りながら、古いものにしがみつこうとする姿勢には、共感できません。彼らのエネルギーを未来に活かせば、本当の意味での英雄になれた気がします。 これが、私が壬生で知ったすべてのことでした! |
写真(上から)壬生の八木邸とみとー/壬生塚の近藤勇像/壬生狂言 |