Vol.100 京都御所 1000年京の詩 |
05.6.6訪問/6.14掲載 |
![]() 現在の京都御所は、鎌倉末期(1331年)から明治初期(1869年)の東京遷都まで、 ![]() 御所は宮内庁のツアーで見学しました。参加者は25人。案内役は宮内庁の職員(10代!)です。 一番の見所は、紫宸殿(ししんでん)。即位礼などの重要な儀式を行う正殿です。中央には天皇の御座、隣に皇后の御座が置かれていました。皇室の過去の遺産のように見えますが、今でも古式にのっとった儀式が執り行われています。 ![]() そんな中、 ![]() ツアーの後、一歩、門から外に出ると、自転車が御所を取り囲む築地塀づたいに行き交っていました。貴族の邸宅があった場所は、芝生と樹木が植えられた御苑となり、子供たちが水遊びをしたり、人々がベンチに腰をおろしたりしています。御苑の外は、多くの車が行きかう大通りです。今と昔、皇室と一般人、静寂と喧騒。さほど高くない築地塀が、それらを分ける重要なものに見えました。 |
写真(上から)御所の紫宸殿とみとー(一部工事中のため特別間近で見学)/清涼殿/御池庭 |