フエのカイディン帝廟にて |
1.8 晴/雨 |
朝、陶器の町として知られるバチャンへ。あまりの安さにびっくり。午後3時、ハノイを発ち、空路フエへ。フエのあるベトナム中部は雨期らしく、霧雨模様。ここでは英語のガイド(木梨憲武似)。「明日も雨だろう」と言う。夜、宿泊したホテルで「宮廷料理」を食べる日本人旅行者の集団には笑えた。貴族の格好でホテルの廊下を2列で練り歩き、食堂まで行くのだ。 |
陶器の町・バチャンにて |
1.9 曇 |
前日の雨がやんだ。ガイドは「ラッキー!」と喜ぶ。フエの建造物群巡りは、フォーン川の川下りから。川縁からティエンムー寺、ミンマン帝廟へ。対岸に渡り、ワゴン車が待っているという段取り。カイディン帝廟、トゥドゥック帝廟と巡る。どの廟も、実に味わい深い。最後は王宮へ。ここで偶然、国の高官らしき集団が現れる(ガイドによると「首相」とのこと)。前日、日本人集団を笑ったのに、我々も貴族の格好で記念撮影した。 |
1.10-11 快晴 |
朝8時半にフエを発ち、10時にホーチミン着。郊外のクチトンネルへ。ベトナム戦争時のゲリラの拠点が置かれたところ。狭い地下トンネルをくぐり、射撃も体験した。午後はホーチミン市内へ。サイゴン大教会などを訪れる。空港には、イヤな関西のおばちゃんがいた。一番乗りの我々は税関の列の先頭で待っていたのだが、僕の列に係官が来なかった。で、もう一つの列に並ぶのだが、50人ほどの列の「一番後ろに行け」というのだ。夜11時50分に離陸、11日朝、関空着。羽田には8時40分に到着した。 |
ホーチミンの市場にて |
ベトナムを旅して ・当時は、いまほどベトナム旅行はメジャーではなく、旅費もいまより数万円高かった。 ・食事は生春巻きなど、比較的おいしい。米ドル札は使えたが、現地通貨の方が割はいい。 ・旅した年の12月に、新たに世界遺産が2つ増えたのはショック。ホイアン、ミーソンはフエに近いので、4つのサイトを1週間でまわることは可能だ。ホーチミンは省いてもいい。 ・ハーロン湾は早朝行って夕方帰るプランで十分。だが、ハノイの水上人形劇は必見でしょう。 |
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