フォックス氷河の上に立つ |
1.23 SUN 晴 |
1月上旬にじょびが突然「冬休みは下旬に取って」と上司から言われ、急遽決まったニュージーランド。シーズン真っ只中で航空券も宿泊も取るのが大変。ホテルは3泊分取れぬまま出発した。久々の大韓航空。夕方便で仁川空港に着くと、免税店にはヨン様、ヨン様、ヨン様…(の看板・ポスター)。そんなわけで記念写真もパチリ。NZ行きの機内食にビビンバが出たのはうれしかったが、なにしろ11時間半の長いフライト。旅準備のあわただしさもあり、みとーが体調を崩し、旅の行方に不安を感じさせた。 ヨン様とみとー |
1.24 MON 晴 |
クライストチャーチ経由でクィーンズタウン空港へ。ここでまた荷物の遅延が! 乗り継ぎの際に間に合わなかったらしいのだが、次の便の到着を待ち、2時間かけてテアナウの町へ。翌日のミルフォードサウンドに最も近い町だ(といっても2時間半かかる)。NZは道が少ない。今回の旅の目的地も、大半は一本道でつながっており、どこも遠い。地図で見る以上に移動に時間がかかるのだ。 南島はフォード車 |
ミルフォードサウンドの船上にて |
マウント・クックのトレイルにて |
1.25 TUE 快晴 |
世界遺産のテ・ワヒポウナムは広大だ。4つの国立公園からなり、今日から3日かけて回る。まずはフィヨルドランド国立公園のミルフォードサウンドだ。美しいフィヨルドで知られるが、年間降水量は6000mm(日本最多雨の屋久島は4300mm)。雲がたまりやすく、着いたときは低く雲がたなびいていた。ところが、クルーズが始まった途端、雲は消え、みとーの「晴れ女伝説」がまた加わったのだ。クルーズは、1000m以上にそびえる断崖の間を進み、タスマン海まで出た後、アザラシに出合い、豪快な滝の真下まで近づき、最後は水中展望台に立ち寄るという豪華な3時間半。帰りはテアナウで奇鳥のタカヘを見た後、クィーンズタウンで宿泊。しかし、ここでみとーが38度の発熱。医者の診断を受ける。 |
1.27 THU 快晴 | |
テ・ワヒポウナム3日目は、NZ最高峰のアオラキ/マウント・クック国立公園。ワナカの町から2時間で到着。実はここは小さなビレッジがあるが、宿は少ない。出発前には満室で今日の宿は決まっていなかったのだが、着くと「空室あり」の表示。ラッキー! みとーの体調はあまりよくないが、午後、無理をしてフッカー・ヴァレー・トラックを歩いた。往復4時間。トンガリロ・クロッシングの練習のつもりだったが、結構きつかった。とはいえ、マウント・クックやミューラー氷河など、美しい景色の連続で、ゴールのフッカー湖は、氷河から崩れ落ちた氷が浮かび、トレッキングの達成感を感じられた。途中、日本人の団体に会ったが、ゴールまでは行かなかったようだ。夜は満天の星空のもと、南十字星を見つけた。 |
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1.26 WED 快晴 |
テ・ワヒポウナム2日目はウエストランド国立公園のフォックス氷河。ここは非常に遠い。途中、マウント・アスパイアリング国立公園の峠を越える。朝8時に出発、着いたのは正午だった。みとーは車で休み、体調はやや回復した。メーンのアクティビティはヘリコプターで氷河に行き、その後氷河の上を歩く「ヘリハイク」。しかし、正午の回は予約でいっぱい。午後3時の回に辛うじて余裕があったので、これに参加する。専用のスパイクを借り、氷河についた後、アイゼンを装着しスティックを持って歩く。我々のチームは英国・アイルランド・韓国の観光客と一緒で「まじめ」ぞろい。ガイドの後を歩くのだが、意外にも滑らない。青い幻想的な氷の洞窟は感動的だった。 |