Travel History
クアラルンプールのツインタワーにて
1.3 TUE 曇
朝8時、ゆっくりめの起床。予想通り全身筋肉痛だ。しかし、旅は続く。午後0時過ぎのフライトでジャングルの中のムルへ。アジア最大の洞窟群、グヌン・ムル国立公園を2日でまわる。到着後すぐ公園内唯一のホテル、ロイヤル・ムル・リゾートへ。午後3時半に洞窟ツアーに出発、1日で2つずつ洞窟を回る。ガイドはカラナさん。ゲートから真新しい木道が3km続く。平坦なので、筋肉痛でもなんとか大丈夫。1時間でラング・ケイブに到着。小さな洞窟だが、鍾乳石が美しい。隣のディア・ケイブがきょうのメーン。世界最大の入り口をもつ洞窟で、中の空間もでかい! ところが、最深部まで進むと、遊歩道の灯りが消されてしまった。コウモリの乱舞が始まったのだ。200万〜300万匹の群れが、まるで竜のように次々と空を飛んでいく。30分にわたる「ショー」は、圧巻だった。
(洞窟内の湿気で代替カメラも故障! あすはどうする!)
グヌン・ムル国立公園のディア・ケイブにて
 
1.4 WED 晴、昼前から一時スコール
グヌン・ムル国立公園2日目。なんと朝の全従業員が集まるホテルの朝礼で、みとーが国旗掲揚の大役となった。ホテルの恒例行事らしく、前夜にスタッフに頼まれたのだ。支配人と記念撮影。きょうの2つの洞窟は、メリナウ川をボートで上る。8時40分に出発し、民芸品売り場に寄った後、9時半にウィンド・ケイブに到着。中は細長く、鍾乳石が林立。さらにボートで5分、クリアウォーター・ケイブに着く。アジア最長、世界11位の108kmを誇る。右の入り口にはマリア像の形をした石筍などがあり、左の入り口には名前の由来となった川が流れている。「飲めば若返る」といわれ飲んでみた。無味無臭だった。洞窟から出ると一転スコールに。雨脚が弱くなったところでボートで戻ったが、びしょ濡れ。昼食をとってチェックアウト。午後3時35分のフライトが20分遅れ、ミリ経由でコタ・キナバルに戻った。
(キナバルで壊れたカメラが奇跡的に復活)
朝礼後、支配人、民族衣装のスタッフと記念撮影
マレーシアを旅して
・治安は非常に良く、旅はしやすい。ボルネオはレンタカーでもOKと思えるくらい道も整備されていたが、登山の帰りは非常に疲れたので、車で帰るのは困難か。クアラ・ルンプールは、地下鉄が便利。
・料理は、マレーも中華も美味。コタキナバルは、シーフードも安くておいしいが、街が歩くには広いので、店選びはちょっと難しい。
・キナバル登山は、初心者でも可能だが、体力次第。ガイドブックでは簡単そうに書いてあるが、登山の初心者には厳しい。登頂を断念したり、高山病で倒れたりした人もいた。自信のない人は、荷物はポーターに頼むべき(我々は知らなかった)。
・キナバルもグヌン・ムルも、旅行会社を通した方が楽。キナバル登山は、屋小屋の予約が必須だし、グヌン・ムルもホテルは1つしかない上、フライトも少ない。いずれも最低2日は必要。
・キナバル山のお土産は、公園内より、コタキナバルのほうが充実している。グヌン・ムルも、ガイドブックはミリ空港にあった。英語は、たいていの場所で通じる。登山ガイドも、一生懸命勉強していた。
 

1.5 THU 晴、一時小雨 地下鉄で移動
今回の旅行会社にはうんざり。7時50分のフライトなのに朝5時半の出発と言われた。そんなに早く空港に行っても仕方ない。断って、6時半にタクシーで空港に向かったが、全然余裕だった。朝10時10分、クアラ・ルンプール空港に到着。が、みとーが体調を崩す(原因は朝ホテルで飲んだオレンジジュース?)。特急で市内へ、中華街で名物のワンタンメンを食べ、地名(「泥の川の合流地」の意味)の由来となった川の合流地とそこに立つモスク、独立を宣言したムルデカ・スクエアなど観光名所を回る。452mのペトロナス・ツイン・タワーは、美しいフォルムで、高い! KLタワーで夜景を見た後、空港へ戻る。フライトは午後11時55分。関西空港には翌6日6時50分到着。忘れかけていた寒さを、一気に思い出させられた。
ムルデカ・スクエアにて