Travel History
タージ・マハルにて(三脚を使わずに撮影)
6.4
午後6時10分、関西空港からキャセイ・パシフィック航空で香港へ。パリのシャルル・ド・ゴール空港を彷彿させる近代的な空港だ(乗り継ぎは、圧倒的にこっちのほうが便利)。1時間の乗り継ぎでデリー行きに搭乗。翌日1時すぎに着陸。悪名高いインドのタクシーを避け、あらかじめ頼んでおいた送迎サービスで市内のホテルに移動。特にトラブルはなかった。
フマユーン廟にて
アーグラ行きの列車にて
6.5 快晴
まずデリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群を訪問。ぐぐっと天高く伸びた塔にびっくり。午後にデリーのフマユーン廟を訪問。とっても暑かったが、人は少なく見学はゆったり。午後3時半、ニューデリー駅で、アーグラ駅に行く列車の切符を購入に着手する。しかし、これが大変だった。駅2階にある外国人向け窓口に行こうとすると階段を塞ぐ男2人。「きょうは閉まっている。別の窓口に来い」。腕までつかまれたが、これは「地球の歩き方」に書いてあった手口。確かめる、と言って振り払うと、どこかへ消えていった。だが、窓口では4時間先しか切符が取れず、それだと到着が午後11時30分…。で、1階の一般窓口で購入する、が、列ができていて・・・買うまでに2時間もかかった! 午後6時55分に出発、アーグラ駅には10時20分に到着した。
ファテープル・シークリーにて
6.6 曇のち晴
ホテルの車でアーグラの世界遺産めぐりの一日。まず郊外のファテープル・シークリーへ。シーズン・オフ?で人はまばら。だが、自称ガイドが「ただでいい」と言い寄る。何度断っても言い寄ってくる。消耗戦にみとーがマジギレ! 市内に戻り、アーグラ城へ。親子連れが多いと思ったら、きょうは日曜日。タージ・マハルはさらにひどい状況だ。門をくぐるのに15分かかるほどの行列。中は人、人、人! 人のいない写真が撮れない! 中は三脚禁止なのでインド人に写真を頼むが、みんな下手! 斜めだったり、肝心のタージマハルが写ってなかったり。入場料は2人で3500円と高額だが、翌朝のリベンジを決める。
 
6.7-8 快晴
朝7時にタージ・マハルを再訪。きのうと打って変わって人も少なく静か。おかげでいい写真が撮れた(3500円は痛いが・・・)。実は、アーグラ行きの列車で同席したインド人に「飛行機を使えばカジュラホーに日帰りで行けるよ」と教わった。そのつもりで、フロントに聞いたが、時間的に無理と言われ、あきらめ、デリーに列車で帰ることにした(ところが、帰国後HPで検索すると、できたようだ。非常に残念。勉強不足を悔いる)。デリーでは、巨大なモスク、ジャマー・マスジットとインド門を訪ね、空港そばのホテルで宿泊。8日7時発、香港経由のフライトで帰国した。
今回の旅はインドのほんの一部を見たに過ぎない。必ずまた来るぞ!
インドを旅して
・とにかく暑い。ペットボトルの水はすぐになくなる。1日2人で6リットルほど飲んだが、トイレにはほとんど行かなかった。つまり、みな汗になったということ。できるなら観光シーズン(冬期)に来たほうがいい。
・町の交通手段はオートリキシャーやリキシャー、またはタクシー。事前の値段交渉はしっかりと。
・カレーは辛い! 辛さを調整してもらえる場合は遠慮なくお願いしよう。
・列車の切符は早めに買っておいた方が良い。外国人用は4時間より先、逆に一般用は2時間以内の列車しか買えないので注意。

・タージ・マハルの警備は超厳重。携帯電話、電卓、タバコは持ち込み禁止。また、訪問した世界遺産はすべて三脚禁止だった。

インド世界遺産紀行T